箱根山の危険な動きは「東京直下地震の前触れ」と専門家指摘

公開日: 更新日:

「箱根山と富士山は約25キロしか離れていません。数十万年前に、島が本州にぶつかる形で伊豆半島ができ、2つの山は同時期に形成された。関連性は否定できません。世界ではマグニチュード9クラスの地震が起きた後、ほとんどのケースで5年の間に、震源近くでいくつもの火山が噴火しています。日本では3.11の後、噴火が起きたのは御嶽山の1度だけ。富士山などで、いつ大噴火が起こってもおかしくありません」(島村英紀氏)

 御嶽山の噴火では、東京ドームの容積の4分の1の噴出物(火山灰や溶岩など)だったが、箱根山や富士山が“大噴火”すると、その噴出物は東京ドーム約250杯分もの量に達するという。

 元前橋工科大教授の濱嶌良吉氏(地殻変動解析学)は、こう言う。

「箱根山や富士山の噴火よりも可能性が高いのは、東京直下型の大地震です。歴史的にみても、箱根山が噴火することは考えにくい。むしろ、今回の箱根山の動きは、東京直下型地震の“前触れ”ではないでしょうか。東日本大震災でエネルギーが“解放された”といわれていますが、関東地方に“移ってきている”と考えるべきです」

 日本列島に、とんでもない異変が起きているのは確かなようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    高市首相の大誤算…30代女性の支持率ピークから40P減で「嫌われサナエは女性の敵」いよいよ鮮明

  3. 3

    板東英二さん死去…長嶋茂雄や野村克也も認めていたその功績と人柄、金銭トラブルの数々

  4. 4

    「キル・ビル」から20余年…栗山千明「晩酌の流儀」が“第2の「孤独のグルメ」”になりそうな充実ぶり

  5. 5

    有望高校生の「とりあえず進学」にプロ球団悲鳴 直メジャー、米国留学…選択肢が増え受難の時代へ

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    読売新聞の世論調査「皇室典範再び改正 愛子天皇を認めろ」に85%賛成の衝撃結果

  3. 8

    大関復帰の安青錦 “強行出場”の収穫と代償…「少なくとも夏巡業は厳しい」の見立ても

  4. 9

    趣里が裏切り不倫報道の夫・三山凌輝に三くだり半を突きつける“Xデー”…伊藤蘭と水谷豊もついに離婚要求か

  5. 10

    夏ドラマ軒並み低迷のフジが賭ける秋ドラマは目指す「イカゲーム」になれる? 主演は坂口健太郎