草津、上高地、富士山、伊豆諸島…噴火秒読み7火山

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 御嶽山の噴火を受け、「火山噴火予知連絡会」の緊急会合が28日に気象庁で開かれた。気象庁は、地震計や傾斜計、空振計、GPSなどあらゆる計器を使って御嶽山の火山活動を監視していたが、噴火は「想定外だった」と言う。3.11の大地震もそうだが、予測が不可能なら、何のための予知研究なのかと言いたくなる。

 噴火は御嶽山だけの問題ではない。なにしろ、日本は活火山が110もある火山国だ。気象庁は、噴火で被害が出る恐れのある47火山を24時間体制で監視しているが、御嶽山は、その中でも特に活動が活発とされる23火山のひとつだった。

 立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授は「前兆が観測され、御嶽山の噴火は時間の問題だと分かっていた」と、こう指摘する。

「東日本大震災の影響で、日本中の火山が爆発準備に入っていると言っても過言ではありません。現在、御嶽山と同様に周辺で地震が頻発しているのが、草津温泉の近くの白根山と、上高地の焼岳です。御嶽山は、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが潜り込む南海トラフの上あたりに位置しますが、火山の下にある“マグマだまり”をフィリピン海プレートが強く押したことで、マグマが上昇したと考えられる。マグマの上昇は御嶽山だけではないはずで、3つのプレートの境界部にあたる富士山も噴火の危険が高まっています」

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