MERSも無償で治療が可能…感染症患者が集まる国ニッポン

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「MERSコロナウイルス」の日本人の隔離対象者2人が今月10日、韓国から帰国していたことが分かり、大騒ぎになっている。

 ロシアでも、極東沿岸地方在住者が、MERS感染者に接触したとして自宅隔離していると明らかにした。両国ともいまのところ症状は出ていないが、“感染疑い者”が空港の検疫を簡単にすり抜けられることが証明されたわけだ。

 日本はMERSに限らず、感染症患者にとって“メリットだらけ”の国という。その理由のひとつが、「感染症医療費助成制度」。厚労省は1月、MERSが国内で発症した場合、患者の強制入院を可能とする「2類感染症」に指定した。感染症法に基づき、国や都道府県は入院負担金を支払う義務がある。対象に国籍条項はないため、一般の外国人観光客も“無料”で治療が受けられるのだ。

「日本は、MERSをはじめ、エボラ出血熱、SARS、鳥インフルなどが指定感染症になっています。医療技術や薬のレベルも高く、医療費が無料のため、国際的にビジネスの“標的”となっているのです。入国してしまえば、病気を理由に送り返す法律がありません」(感染管理に詳しい中国・長沙民政職業技術学院の伊藤茂教授=遺体管理学)

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