イタリア料理はなぜ“炭水化物”をメインより先に食べるのか

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 和食、中華のコースを頼むと、魚や肉といったメーンのあとにご飯やメンなどの炭水化物となる。

 しかし、イタリア料理では、パスタやリゾットの後にガッツリしたメーン料理が運ばれてくる。なぜなのか。

「イタリアンの場合、ワインに合うアンティパスト(前菜)で食欲を増進させます。そのあとは、プリモ・ピアットとなり、前菜と主菜をつなぐパスタやリゾットです。10~20分で作れるため、前菜を出したあとに調理し、食べ終わった頃に出せるのです。次に、セコンド・ピアット。魚や肉の料理です。イタリアンでは、あくまで主役はメーンだという考えで、最後に据えているのです。そうすれば“メーン”をゆっくり味わってもらえますしね」(料理研究家・青木敦子氏)

 ちなみにフランス料理には炭水化物はない。

「現在のフランス料理は、前菜の前に、アミューズ(居酒屋でいう「お通し」)が出ます。そこから前菜、ポタージュ(スープ)の順で、この時にパンが出ることがありますが、これはお口直しの意味で“炭水化物”というわけではありません。同じく、シャーベットが出されることもあります。メーンのポワソン(魚料理)の後、ビアンド(肉料理)。そしてシメのデザートの前にお酒に合うチーズが出されます」(青木氏)

 フランス式はお酒を楽しむ料理。ガッツリ食べるにはちょっと物足りないかもしれない。

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