女性に人気 月桂冠「うたかた」のマーケティング戦略

公開日:

“スパークリング・日本酒仕立て”をうたう月桂冠の「うたかた」が人気だ。アルコール分5%で、名前の通り、軽やかな炭酸入り。すっきりとしたのどごしと甘めの味わいは、2014年の発売以来、若い女性を中心に支持を広げている。

 発泡性清酒は近年人気のカテゴリーだが、「うたかた」は清酒ではなく、“日本酒リキュール”という独自の立ち位置。差別化を狙った戦略だ。

「清酒カテゴリーでも商品化は可能だが、うたかたはあえてリキュールで開発。ターゲットとして想定する女性層への訴求の度合いをより高めるため、こだわって香味をチューニングした」(総務部広報課の藤田愛里氏)

 実際、月桂冠は00年に発泡性清酒を商品化しており、そのテイストは高い評価を得ていた。ひと足早くアメリカで発泡性の市場が急拡大したため海外専用商品となったが、その後、国内でも市場が盛り上がってきたことから新たな商品の開発へ。早速マーケティング調査を実施すると、消費者のニーズとして「少し甘め、あと味すっきり」「微炭酸」「パッケージデザイン」があることがわかった。かくして、スパークリング日本酒仕立て「うたかた」が誕生する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    ラグビーW杯決勝が22万円に! 横行するネットダフ屋の実態

  8. 8

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  9. 9

    高校68本塁打 早実野村プロ入り決意の裏にソフトB王会長

  10. 10

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

もっと見る