フォレスト出版 太田宏社長は英探検家の姿に自分を重ねた

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「危機に遭遇しても、自由でおおらかで、みずみずしい行動をとりながら困難を乗り越えていく人間の資質とは何だろうか」

 そんなことを常に考えていた太田さんが、その答えのひとつにたどり着く。それが「復元力」だった。

 参考になったのは、イギリス人極地探検家アーネスト・シャクルトンの南極大陸横断計画を描いた本だ。1915年8月、28人の乗組員を伴ってイギリス海軍の破氷船エンデュアランス号に乗り込んだ。しかし、南極圏に到達するも、船は氷塊に囲まれ身動きが取れなくなる。氷に圧迫されて船は沈没、乗組員と犬たちは氷山に避難する。ベースキャンプを張った巨大な流氷は、テントの真下で氷が割れるなど危険と隣り合わせだった。何とか島に上陸するも救助が訪れる望みはない……。

「シャクルトンの視点で描かれた『エンデュアランス号漂流記』と、乗組員28人の視点から描かれたノンフィクション『エンデュアランス ──史上最強のリーダーシャクルトンとその仲間はいかにして生還したか 』を読み、リーダーであるシャクルトンの姿に自らを重ね合わせた。経営もまた困難の連続です。そういう時に、この本を読んでいると、復元力の源が何かわかってきます。たとえば、南極圏のひどい暴風雪に見舞われてクルーが鬱屈してくる。そんな時、学芸会のような催しをやるんです」

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