コロナ対策のトップは政治家ではなく公衆衛生庁の免疫学者

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「いまは50人に制限している集会を、10月から500人まで増やすことにします」

 スウェーデン公衆衛生庁の免疫学者アンデシュ・テグネル氏が発表した。8月27日の定例記者会見でのことだ。理由は「ウイルス禍の指標が低いレベルで落ち着いてきた」からで、「会場は指定席にし、一定間隔をあけて着席する」など条件付きながら、「さらに低レベルが続けば人数を増やしていくことも可能だろう」と見通しを述べた。

 この発表でわかることが2点ある。1つは当然、感染拡大の抑え込みが順調に進んでいることだ。ピーク時には1日200人近くを出した死亡者数は激減。現在はゼロの日も珍しくなくなった。

 集中治療室の入院患者も感染者数も減り続けて、それまで新型コロナウイルス対策で停止していた一般の患者も手術、治療が受けられるようになった。「集団免疫」が達成された手ごたえもある。ロックダウンは敷かなかったが、休業補償された営業休止、有休の病欠扱い、ソーシャルディスタンス、うがい・手洗いの励行、夏季休暇のホームステイなどの対策が有効だったということである。

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