世界にたった100台…3.5億円“幻の名車”が一瞬にしてクズに
世界中で交通事故は起きるが、当欄では「仰天事故」こそが掲載の基準。米国時間17日、テキサス州ダラス市でまさに仰天の事故が起きた。事故そのものではなく、事故を起こした車の価格が仰天の340万ドル(約3億5000万円)だったのだ。しかも運転していたのは17歳の青年で、車を大破させてしまったのだ。
車種はイタリアのモデナに本社があるパガーニ社のウアイラ・ロードスター。2017年のジュネーブのモーターショーで世界限定100台で発表されて、すぐに完売した幻の車だ。事故を起こしたのはユーチューバーのゲイジ・ジリーン君。同州では16歳で運転免許を取得できるため、この日はプライベートエクイティー企業の経営者である父親の愛車のハンドルを握っていた。ゲイジ君はスピードを出しすぎてハンドルをとられ、木に激突してしまったのだ。
ただ父親は最近、約20億円の船を購入したばかりで、事故は痛打ではないのかもしれない――。