引っ越し作業員に渡す「心付け」の相場っていくら? スマートな渡し方とは?

公開日: 更新日:

 通信サービス会社勤務の30代女性がまさにそれで、「不機嫌になられて雑な仕事をされたくないですし、作業前にスタッフ一人一人にスポーツドリンクを渡すようにしています。チップを渡すのは“上から目線”みたいで逆に反感を買う気もしますし、相場も分からないですし」と明かす。

 どのタイミングで、いくらぐらい渡せばいいのか……確かに「心付け」は悩ましい問題か。

■公式サイトには「不要」と明記されているが

 そもそも業界大手「サカイ引越センター」公式サイトの「よくあるご質問」には、心付けや食事の用意などは「そのような心遣いはご不要です」と明記されている。

「チップのあるなしで、サービスにムラが出ても困るので、むしろ大手ではもらうことを禁じていますけど、スタッフも人間ですからねえ。これまでの経験では1人につき1000円が一番多い。荷物を積んで転居先に移動する前に『これでお昼ご飯でもどうぞ』なんて感じでこっそりがありがたいですかね。ただ、その際は、ポチ袋に入れて1人ずつ渡した方がいいかも」(前出の引っ越し会社スタッフ)

 まとめて渡すと、リーダーが独り占めにしようとして揉めるケースがあるんだとか。なるほど。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ