インドの新国際空港に「幽霊が出る」動画を投稿したYouTuberに法の裁き…デマで公共の不安を扇動した疑い
同空港は2022年12月に開港。年間1200万人が利用する観光業振興の要だ。建設地は農地と森林で、火葬場跡地の噂に根拠はない。
地元の言い伝えや、2024年の州議会で、議員が「午後10時30分以降の夜間着陸がないのはなぜか? 地元住民が深夜勤務を避ける理由を調べよ。超常現象か?」などと質問したことが、火に油を注ぎ、「幽霊のせい」とのデマが広がった。空港運営会社は「24時間体制で運用されており、夜間着陸制限は気象条件によるもの」との公式声明を発表し、幽霊説を完全否定した。
この逮捕劇はインフルエンサーの無責任な発信が公共に与える悪影響が浮き彫りになった形で注目を集めている。SNSで大きな議論を呼び、確認された関連投稿は1000件以上。約6割は警察の対応を支持する声で、「デマで観光を損なうな」との意見が多い。一方、「表現の自由の侵害」と主張する声や、笑いのネタにする投稿も見られた。
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