青森県の紅葉名所でクマが箱わな破壊し脱走の仰天…総入れ替えしたばかりだったのに
シーズン中、8万人の行楽客が訪れる青森県黒石市の紅葉の名所「中野もみじ山」の周辺で、「箱わな」にかかったツキノワグマがわなの格子を破壊して脱走した。
先月30日午前8時ごろ、市の職員が中野もみじ山の駐車場「やすらぎの駐車帯」から北東に1キロ離れたリンゴ畑をパトロール中、川沿いに設置した金属製の箱わなの天井部分の格子が破られているのを確認した。3本の格子が内側に大きく曲げられ、隙間から逃げ出していた。
「その場所はクマの通り道になっていて、市が6月上旬に箱わなを設置し、これまでに2頭を捕獲しています。同じタイプの箱わなで捕獲したクマがどう動くか、暴れるかを記録した映像があり、それを見るとクマは天井部分にぶら下がって格子を引っ張っていた。同じような動きをして壊したのではないか」(黒石市農林課担当者)

















