石狩市民図書館(北海道)鮭、石狩鍋、俳句関連が豊富、新鮮な野菜も買える
札幌から北西に15キロほど、日本海に面した石狩湾に沿うように広がる北海道石狩市。日本3大河川のひとつ石狩川流域の都市だ。
石狩市民図書館は2000年に開館、02年には日本図書館協会建築賞を受賞した。
「赤い球体に見える部分は『おはなしのたまご』という子供が30人ほど入れるスペース。中で読み聞かせを行います。横に黄色く見える部分は長方形の窓です。館内は2階建てですが、1階の閲覧室の上の部分は吹き抜け。天井が高く、窓が大きいため、明るく開放感があります」とは副館長の工藤一也さんだ。
入ってすぐのエントランスホールにはベンジャミンの木が3本植えられ、コンサートや講演会のほか、夜にジャズを聴きながら酒を飲むイベントを行ったりもするという。
書架が低く、天板がないことも開放感を高めている理由だろう。書架は赤(小説などの一般書)、黄(実用書)、緑(芸術やスポーツ、言語など)、シルバー(CDやDVDなど視聴覚資料)に色分けされている。
館内にはイスやテーブルが豊富。1階の閲覧室だけで100人くらいが座れるほど。団体で作業を行う場合には会議室も使える。


















