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<第1回>ペット問題、イルカ問題 目くじら立てるばかりじゃダメ

 安保法案が成立し、戦後70年で日本社会は大きな岐路に立たされている。国民の暮らしは、この先どうなっていくのか。マイナンバー制度の導入、そして愛国心教育と、国家による管理・規制強化が進みそうな気配がする。そんな中、「行き過ぎた規制や表現は民主主義を風化させる」と警鐘を鳴らしているのが動物研究家で作家の畑正憲さん、ムツゴロウ氏である。東京・青山の事務所で2時間、畑さんに社会の多様性について語ってもらった。

 1935年生まれの畑さんは今年80歳。現在は北海道の「ムツゴロウ王国」の運営に携わる一方、青山の事務所を中継点として全国各地で講演活動を精力的に続けている。

「講演の内容は世界中を回った旅の話、食べ物の話、そして動物の話。僕は50年前から追求している“愛と絆のホルモン”オキシトシンの話をすることも多いですね。動物学者は、動物の種の違いにばかり目を向けますが、クマと僕には脊椎動物で哺乳類という共通項がある。その部分を追求していけば仲良くなれるのです。そこで注目しているのが、脳から分泌されるオキシトシン。微量でも絆が深まります。よく、バレーボールの試合でハイタッチをするでしょ。あの行為でオキシトシンが分泌され、絆を高め合っているのです。犬と目を合わすとオキシトシンが分泌され、仲良くなれます。いま一度、動物との触れ合い方を考え直してほしいですね」

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