エスカレートする喫煙規制<上>

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 健康増進法改正案を国会に提出した厚労省が、いつの間にかホームページの一部を更新していた。改正案の参考資料として掲載している資料の中に、「喫煙時の室内におけるニコチン濃度」という説明が追記されたのだ。そこには紙巻きたばこと加熱式たばこのニコチン濃度を測定した試験の目的、方法、結果が記されている。

 このページを見ると、前から掲載されていた「加熱式たばこにおける科学的知見」と微妙に表現方法が変わっている。さらに、試験が過酷な環境下で行われたことが一目瞭然となった。

 まず、表現の違いだが、「科学的知見」のページでは「主流煙に含まれるニコチン濃度」が問題視されている。ところが、追記された資料では「環境たばこ煙(副流煙+呼出煙)」という表現に変わっているのだ。

「これまで受動喫煙で問題にされてきたのは副流煙でした。でも、加熱式たばこには副流煙はほとんど発生しないことを厚労省も認めています。そこで加熱式たばこの健康影響の可能性を指摘したいために、ニコチンが含まれる主流煙を問題にしてきたのでしょう。ただ、さすがに主流煙だけでは説得力がないため、副流煙と喫煙者が吐き出す煙(呼出煙)を持ち出してきたのではないか」(医学関係者)

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