北海道の大学生集団暴行死は「傷害致死」ではなく「強盗殺人」か…犯行後、現金引き出しクレカで買い物も

公開日: 更新日:

 北海道江別市で起きた男子大学生集団暴行死事件をめぐり、ネット上では〈傷害致死ではなく強盗殺人だろ?〉なんて声も上がっている。

「傷害致死容疑で逮捕された交際相手の20歳の女子大生が別れ話に逆上したことがきっかけとされますが、犯行後、被害者のキャッシュカードで十数万円を引き出したり、クレジットカードで買い物をした疑いも。6人で暴行を加えて、暗証番号まで聞き出していたとしたら、傷害致死では済まされないでしょう」(地元メディア関係者)

 傷害致死と強盗殺人では法定刑もまったく違ってくる。傷害致死は「3年以上の懲役」だが、強盗殺人だと「死刑または無期懲役」だ。

「そもそも強盗は、言葉は悪いですが、足が付きやすい、割に合わない犯罪です」と、警視庁OBがこう続ける。

「強盗だけでも5年以上の懲役。殺意がない強盗致死も死刑または無期懲役で、有期刑に軽減される例外もありますが、重罪であることに変わりはない。北海道の事件もそうですが、たかが十数万円で人生を棒に振るレベルが変わってきます」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?