ガールズバーは結構リスキー?客も女性も“素人”でトラブル多発…東京・新橋では殺人事件も

公開日: 更新日:

「ガールズバーの方が、働く女性にとっても客にとってもリスキーかも」と話すのは犯罪ジャーナリストの田代篤氏だ。

 10月27日早朝、東京・新橋のガールズバーで店員の女性がメッタ刺しにされて殺害された事件。現行犯逮捕された群馬の49歳男と、18歳の被害女性の間には金銭トラブルもあったというが、「男は女性に“店外デート”を断られて、不満を募らせていたそうです」(捜査事情通)。

 そもそも論だが、ガールズバーは女性がカウンター越しに“接客”するだけのバー。表向きはただの飲食店だ。客の横に座って“接待”する、風営法の縛りがあるキャバクラとは違う。

「キャバクラで働くより気楽だからと、女の子も学生やフリーターなどほぼアルバイト。素人っぽさが売りで、会話も合コンみたいなノリなので、すぐに『外で会おうよ』と女の子に迫る勘違い男が多いんです。キャバクラでは気後れするような男でも、敷居が低くて料金も安いから通い詰めやすい。つまりストーカー化しやすいんです」(前出の田代篤氏)

 女性の稼ぎは時給+ドリンクバック。客にお酒をごちそうになったり、シャンパンなどのボトルを入れてもらったら「料金の10~20%バックぐらいが相場ですかね」(飲食業界関係者)。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー