“現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

公開日: 更新日:

 横浜流星(28)主演のNHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の観光特需を当て込み、舞台の吉原がある東京都台東区は地元とタッグ。蔦屋重三郎が新吉原の大門前に開業した「耕書堂」を模した期間限定の“アンテナショップ”で〈観光案内や土産販売を行い、来訪者をおもてなし〉(公式HP)している。

 とはいえ、その「江戸新吉原耕書堂」があるのは、日本最大のソープランド街のド真ん中。特殊な立地だ。

 どんなものかと平日の昼すぎに訪ねてみたら、「土日の昼間は店内に行列ができるほどですよ」と、地元関係者がこんな話をしてくれた。

「全国各地から来ていただいて、大河ドラマの影響力を実感しています。特殊なエリア? 確かにそうですね。休日の昼は観光客でいっぱいでも、平日の夜はネオンでキラキラ。子供にどう説明すればいいか悩む親御さんもいるようです」

 帰り際に「男性が1人で歩いていたら(客と間違われて)声がかかると思いますよ」とアドバイスされたが、すぐにある店の前で声がかかった。店員に「取材で」と告げて、しばし立ち話。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い