櫻井英明
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櫻井英明株式アナリスト

ストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。1980年明治大学卒業。日興証券で機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て現職。主な著書に「いよいよ来るぞ!! ゆうちょ相場でイヤというほど儲けたければ株を買いなさい」(アスカビジネス)など。

世界物流の世話焼き人「日新」輸送の温度管理は0.1度刻み

公開日: 更新日:

 国際物流大手の日新(9066)に注目する。自動車、化学品・危険品、食品を重点に日・米・中・アジア・欧5極間の物流を担っている。生鮮食品から、電子部品、自動車、工場設備まで守備範囲は広い。

「日新は企業物流の世話焼き人です」とは筒井雅洋社長。1973年に米国ロサンゼルスに現地法人を設置したのを皮切りに香港、ロンドン、シンガポールなどに進出。現在は世界24カ国にグローバルなネットワークを構築している。これが世界中で顧客の「世話を焼く」(日系企業の品質を世界で提供する)ための重要な土台だ。

 緊急対応が得意で「困ったときの日新」と評価される。業界最大手ではないが、提案力、総合力、対応力が強みで「小回りが利き、小粒でもピリリと辛い渋い企業」だ。0.1度刻みの温度管理でチューリップの球根を運び、米国西岸地区からアメリカンチェリーを新鮮なままに一貫輸送できるのは同社の品質管理のおかげ。ボージョレ・ヌーボーを解禁日までに、より安く届けるためにワイン消費の少ない韓国・釜山まで航空便で運び、そこから日本へ船便で持ってくるというような創意工夫は日々行われている。

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