猜疑心に憑りつかれ…みんなの党渡辺代表の「スパイ大作戦」

公開日:  更新日:

 猜疑心は厄介な寄生虫だ。宿主をどんどん狂わせる。みんなの党の渡辺喜美代表も、取りつかれてしまったひとりだろう。8日の会見で、江田憲司前幹事長に近い井坂信彦衆院議員を事情聴取したと明らかにした。7日に浅尾慶一郎幹事長を通じて実施。「新党設立の準備をしているという情報に接した」と説明している。

 江田を更迭し、柿沢未途衆院議員を離党させたかと思えば、今度は所属議員の聴取だ。こんなことをやっていれば、人心が離れていくのは当たり前だ。裸の王様になってしまう。

 それでも渡辺は“強権政治”をやめようとしない。むしろ、そのための諜報活動を活発化している。幹事長に抜擢した浅尾も例外ではない。

「浅尾が出る会合に党のスタッフを送り込んだりしています。知らないところでどんな話をしているのか、気になるらしい。最近は、まゆみ夫人も暗躍しています。ほかの議員の夫人を集めて会合を開き、夫連中の情報を拾っている。一時は不仲説のあった2人ですが、今は喜美が完全に尻に敷かれた状態。夫人は党運営にも口を挟んでいます。で、あっちにもこっちにもスパイがいるような感じになってしまった。それで少しでも怪しいと思うと、反党行為だ、出ていけ、となるのですから、もうムチャクチャです」(みんなの党関係者)

 所属議員は衆参35人にまで膨れ上がったが、党内は壁に耳あり障子に目ありで疑心暗鬼は深まるばかり。空中分解は時間の問題だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が岩隈獲得も…“救世主”とアテにできない致命的欠陥

  2. 2

    国家公務員ボーナス支給 実は日産ゴーン並みの“過少発表”

  3. 3

    ロシア専門家が警鐘「北方領土問題進展は日本側の幻想」

  4. 4

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  5. 5

    清原の二の舞か…“Vの使者”丸を待つ巨人移籍1年目の大重圧

  6. 6

    火野正平との醜聞が話題に 元祖バラドル小鹿みきさんは今

  7. 7

    FA丸を筆頭に総額50億円大補強…巨人最大の問題はリリーフ

  8. 8

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

  9. 9

    FA炭谷加入で…G小林“正捕手剥奪”で年俸6000万円飼い殺し

  10. 10

    魔性の女が復活…「あな渡」は“荻野目慶子劇場”と化した

もっと見る