食材偽装の罰則強化 行政の怠慢で奪われる庶民のプチ贅沢

公開日:  更新日:

 05年に発覚した耐震偽装の時もそうだったが、政治家や官僚は大慌てで規制や罰則強化に走りたがる。で、割を食うのはわれわれ庶民だ。

 一連の食材偽装でも、消費者庁は課徴金の導入など、罰則強化を検討中だ。来年の通常国会に景品表示法改正案を提出することを、19日明らかにした。

 自民党の消費者問題調査会が同日まとめた緊急提言では、悪質な虚偽表示には、政府が詐欺容疑などで刑事告発することも考えるべき、と指摘している。ミエミエのウケ狙いだ。

「食材偽装がまかり通っていたことを、消費者庁が知らなかったわけがない。もっと早くに手をつけていれば、偽装の拡大を防げたかもしれない。そもそも現行の景表法でも再発防止の措置命令を出せるし、命令に従わない事業者には最大3億円の罰金、トップには最長2年の懲役が科せられます。罰則を強化したところで所管省庁がサボっていたら、絵に描いた餅。今さら取ってつけたように立ち入り検査をしても後の祭りです」(霞が関事情通)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  4. 4

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  5. 5

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  6. 6

    高校68本塁打 早実野村プロ入り決意の裏にソフトB王会長

  7. 7

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

  8. 8

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  9. 9

    「黄昏流星群」も フジドラマ放送前に打ち上げ続々のワケ

  10. 10

    “猫の目”打線にも順応 ソフトB中村は打順を選ばぬ仕事人

もっと見る