米「出口戦略」に引っ張られる「異次元緩和」

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 米国が量的緩和の縮小にカジを切った。米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和第3弾(QE3)の規模縮小を決定。ゼロ金利政策を続ける一方で、出口戦略に乗り出すとしている。
「異次元の緩和」を続ける日本も、いずれ出口に向かわざるを得ない。日銀は2%の物価目標を掲げている。それまでは緩和を続けるとしているが、米国が動いたことで、縮小機運が高まる可能性は大いにあるだろう。

 政府は12月の月例経済報告で「デフレ」の表現を削除するそうだ。8月以降、「デフレ状況ではなくなりつつある」としてきたが、物価下落が続く状況ではなくなったと判断。4年2カ月ぶりに不採用とする。物価目標のクリアに向け、着実に前進しているとみているわけだ。

 だが、はたして実体経済は、本当にデフレ克服に向かっているのだろうか。どうもそうは思えない。

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