有権者はこれから「野党不在の国会」をリアルに味わうことになる

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 国会が始まった。発足した第2次高市内閣で首相は自民党内の入閣待望組の熱い視線を一顧だにせず、閣僚全員を留任させた。高支持率と数の力を背景にして党内外に敵なしであろうか。

 一時は絶望視されていた新年度予算案の年度内成立も、参院採決でキャスチングボートを握る国民民主党の玉木雄一郎代表が首相の強い求めに応じて早々と協力姿勢を見せている。

 こうなると国会審議での緊迫した与野党の攻防など夢のまた夢だろう。

 何をおいても“野党第1党”である中道改革連合の混迷がヒドい。当選議員の大半は茫然自失、生きる屍と化し、気力も熱意もない。だからなのか、つまらぬ内紛ドタバタが続く。

 小川淳也新代表が最近まで旧立憲民主党の幹事長だったことから、今日の惨状の責任を問う声がくすぶる。衆院の副議長人事をめぐっても、そんな党内のまとまりのなさが露呈した。

「野田前代表や執行部に批判的だった泉健太元代表を副議長に棚上げして力をそぐつもりが、本人の猛反発を食らい撤回させられたり、相変わらずの党内政局に明け暮れています。それで新党に期待しろ、代表を信頼しろと言われても、直近の世論調査はどこも絶望的な数字です。いつになったら回復するんですかね」(旧立憲の現職議員)

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