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「冷戦」が抜けない安倍首相の時代錯誤

「日米同盟は力強く復活した」
 日米首脳会談後の共同記者会見で、安倍首相は「成果」を強調していた。親密な関係を内外にアピールするためだろう。オバマ米大統領をファーストネームで呼び、「バラクと私で、これまでで一番良好な日米関係を築いていきたい」とも訴えている。

「復活」と言うからには、壊れていたのだろう。実際、日米関係は戦後で最も冷え込んでいると指摘されてきた。最低から「一番」になるのは簡単ではない。じっくりと時間をかけて理解を深めることが重要だ。有名店で一緒にすしをつまんだぐらいで、鼻歌を歌いながら肩を組んで歩く関係になれるわけではない。

 信頼を失わせたのは安倍首相である。米国は、近隣諸国との緊張を高める靖国神社参拝は控えるように進言していた。それを聞き入れられなかったため、「失望した」とのコメントを発表。「戦後レジームからの脱却」といったフレーズに対しても、大戦後の国際秩序に異を唱えるものだとして不快感を持っているらしい。安倍政権への不信は根強いのだ。2泊3日の国賓待遇で払拭されるとも思えない。ましてや、「一番」になるのは不可能だろう。

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