小泉元首相 「脱原発」で人気健在も国民運動に足りないモノ

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 久々の小泉節炸裂だった。7日、小泉元首相が都内で講演し、改めて脱原発を訴えた。主催の公認会計士協会東京会によると、4000人の定員に5000人の応募があったという。これだけの大聴衆を集められるほど小泉人気は健在だ。

 冒頭から「原発は60年間で3回も大事故を起こした。安全ではないしコストも一番高い」「電力会社はカネ食い虫。国民の税金なくして経営が成り立つ電力会社はひとつもない。呆れるよ」と、まくし立てるような調子で持論を展開。

「原発推進の論理は完全に破綻している。推進したのは政治だ。脱原発を決めるのも政治だ」と、再稼働に向けて動く安倍政権にクギを刺した。

 約90分にわたって身ぶり手ぶりを交えた小泉節に聴衆から拍手と笑いが起きたが、一方で物足りなさそうな人が散見された。「今後も原発ゼロに向けて国民運動を展開していかなければならない」という割に、凄み、気迫があまり伝わってこないのだ。従来通りの主張を繰り返すばかりで、安倍政権の“アキレス腱”である集団的自衛権に矛先を向けることもなく、今週末の滋賀県知事選の話題には触れずじまいだった。

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