“日本一危険”な川内原発 鹿児島地裁が「再稼働差し止め」却下

公開日: 更新日:

 絶望的な判断が下された。九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)は安全性が不十分だとして、住民らが再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)は22日午前、「原発の新規制基準は不合理とまでは言えない」と判断した。住民側は不服として高裁に抗告する方針を示している。

 争点は「地震対策」や「火山(被害)の危険性」などで、住民側は耐震設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)が「過去の地震の平均値に基づいているだけで根拠が不十分」と指摘し、「大地震では対応できない」と主張。これに対し、九電側は「基準地震動を超えた地震でも影響はない」と反論していた。

 福井地裁に続き、鹿児島地裁でも「再稼働認めず」との司法判断が示されれば、全国の「脱原発訴訟」に“飛び火”するとみられ、注目されていた。ところが、下されたのは司法判断を逆戻りさせるような判決だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    MISIA「君が代」斉唱は絶賛だが…東京五輪開会式で“大損”させられた芸能人

  2. 2

    【スケートボード】史上最年少金・西矢椛と銅・中山楓奈 メダリスト2人の“家庭の事情”

  3. 3

    全米ホロリ…おひとりさま高齢女性客が残したチップとメモの想い

  4. 4

    「報ステ」大越健介キャスター抜擢で…テレ朝から聞こえてきた不協和音

  5. 5

    テレ朝「報ステ」大越健介氏キャスター抜擢で囁かれる“相方”女性キャスターの名前

  6. 6

    テレ朝・斎藤ちはるアナのコロナ感染で"TBSのドン・ファン"に再び脚光が…

  7. 7

    開会式トンズラの安倍前首相 日本人メダルラッシュにも沈黙のナゼ

  8. 8

    福原愛が念願の五輪解説で大張り切り “不倫妻イメージ”払拭に躍起も複雑な胸中

  9. 9

    「この家に入るニャ!」インドで猫が毒蛇コブラの侵入を防ぐ

  10. 10

    五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?

もっと見る