徳島県立図書館(徳島市)貴重な「阿波国文庫」に県を象徴する「橋と川」コーナー

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 かつては阿波国(あわのくに)として知られた徳島県。戦国時代は天下に手を届かせた三好氏の本拠地があり、関ケ原後は蜂須賀氏が大名として支配し、動乱の幕末を乗り切った。

 約172万冊の蔵書を誇る徳島県立図書館は歴史や郷土にまつわる資料が豊富にあり、中でも貴重とされているのが「阿波国文庫」だ。

 露口悦之館長が言う。

「阿波藩主・蜂須賀家が、藩政時代に収集した和漢典籍の集書で、5万~6万冊の蔵書があったといわれています。特に10代藩主・重喜から、13代藩主・斉裕に至る間に増えたようです。ただ、大部分が戦時中に焼けてしまい、当館が保有しているものは後に収集した97点547冊。貴重書庫に保管してあります」

 北宋の歴史学者・司馬光の「資治通鑑」をはじめ、江戸時代は朱子学が盛んだったこともあり、宋代の儒学者で朱子学の祖である朱熹関連の書物も所蔵している。国内では平安時代の藤原定家や、江戸時代の国学者・塙保己一、本草学者(薬学者)の貝原益軒の著書なども保有している。

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