6割の女性が「オープンマリッジ」にNo、でも1割は賛成! “円満成立”するためのカギは?

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コクハク

不安や抵抗感はやはり根強い

 最近、「オープンマリッジ」という言葉を耳にする機会が増えています。結婚していても、パートナー以外と恋愛をしてもよいという新しい結婚スタイルで、YouTuberヒカルさんが、新婚数カ月で「オープンマリッジ」を宣言したことでも注目を集めました。

 では、実際にこのスタイルを取り入れるとしたら、どんな暮らし方になるのでしょうか。

 株式会社AlbaLinkが全国の男女526人を対象に実施した「オープンマリッジにおける理想の住まいに関する意識調査」では、賛否両論を含むリアルな意見が集まりました。

女性の約6割がNO!

 調査では、オープンマリッジに「反対」と答えた人が56.2%と過半数を占めました。特に女性の約6割が否定的な意見を持っており、より強い拒絶感を抱いていると言えます。

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子育てへの悪影響を懸念

 また、同リリースでは「オープンマリッジへの不安・懸念点」も調査。

 信頼関係の意地が難しい(28.7%)、子育てに悪影響がある(24.5%)、社会的な理解を得にくい(20.5%)などの回答が続きます。

 そこで、コクハク編集部は独自にオープンマリッジについてリサーチ。

「周囲の目や、子どもへの影響は気になります。どう説明すべきか、わかってもらうのは難しいと思う」(30代男性・会社員)

 世間体への不安、子どもの精神的な負担を懸念する声が多く見られました。

 また、「肉体関係がある限り感染症のリスクは高まる。自分の体を犠牲にしてまで婚姻関係を保つ必要はないと思う」(40代女性・会社員)といった現実的な意見も。

 性感染症を恐れるのは当然で、健康管理を含めた誠実さが求められる関係だといえるでしょう。

理想の住まいは「別々の家」?それとも「同居+個室」?

 同調査内で「オープンマリッジを実践する際の理想の住まい」について尋ねたところ、「別々の家に住む(別居婚)」が最多で48.9%。

 半数近くの人が、物理的な距離を置くことで感情的な衝突を防ぎたいと考えているようです。

完全別居 or 同居+プライバシー

 コクハク編集部のリサーチでも、「断然別居」を主張する人が圧倒的に多い結果になりました。

「同じ家で他の相手と関係を持つのは無理。気まずすぎる。別居のほうが安心です」(30代女性・会社員)

 一方で、「同じ家に住みながらお互いのプライベートルームを持つ」という意見も少なくありません。

「完全に別居だと、もはや結婚している意味がないと思う。だからこそ、同居しつつ部屋を分けて、詮索しない関係が理想です」(40代女性・会社員)

 リビングやキッチンは共有しつつ、寝室や書斎は別々に――こうした「同居+プライバシー」の形を理想とする声もありました。

 精神的な距離を適度に保つことで、夫婦の信頼関係を維持しやすくなるのかもしれません。

現実的に成立させるのは…

 オープンマリッジはまだ賛否が分かれる制度ですが、調査を見る限り、現実的に成立させるには十分なルールの設定や話し合いが必要そう。

 日本の結婚制度ではまだまだ理解がされにくいオープンマリッジ、あなたはどう思いますか?

【調査概要】

調査対象:全国の男女
調査期間:2025年9月19日~23日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:526人(女性375人/男性151人)
回答者の年代:20代 24.9%/30代 40.3%/40代 23.4%/50代以上 11.4%

(恋バナ調査隊/ライター女子部)

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