「親じまい」島田裕巳著

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「親じまい」島田裕巳著

 親は、深い愛情を与えてくれた存在である一方、心を縛る重圧となって、人生にまとわりついてくる。日本では「家」の歴史や「親孝行」という美徳が深く根をはり、その絆が各人の自由な人生を阻む、見えない呪縛となることさえ珍しくない。

 そうした心の呪縛を解き放ち、本来進むべき人生を取りもどすための道筋を示してくれる指南書。

「親じまい」は、縁を断ち切ったり、これまで注がれた愛情を否定するものではなく、親子関係という複雑に絡み合った糸を一度立ち止まって見つめ直し、心を消耗させる不健全な依存や、過度な期待を手放し、お互いが尊重し合える新たな関係を紡ぎ直すプロセスだという。

 その実践方法を解説するとともに、親の視点から子どもに未来への負担を残さない親になるための生き方も示す。 (宝島社 990円)

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