調布墜落8人死傷 機長は国の許可なく「操縦士訓練」宣伝か

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 東京・調布市で小型プロペラ機が墜落、8人が死傷した事故。操縦していた川村泰史機長(36=死亡)は、2年前にパイロット養成会社を設立する一方、事業に必要な国の許可を受けていなかったことが分かった。

 川村機長は大阪府生まれ。駒大を卒業し、米国で飛行機の操縦資格を取得。06年に日本国内の自家用操縦士の資格に切り替えた。その後、小型機を管理する「日本エアロテック」に2年間勤務し、13年4月にパイロット養成会社「シップ・アビエーション」(調布市)を設立した。

 川村機長は訓練指導に必要な「操縦教育証明書」の免許を取得済みだが、さらにパイロット養成事業の経営には航空法の規定で、国交省から「航空機使用事業」の許可が必要になる。

 川村機長の経営会社のホームページには自家用操縦士コースの場合、訓練期間は約5カ月で費用は約324万円と紹介しているが、「関連役所等の理解が得られず、許可を受けるに至っておりません。飛行訓練は、『クラブ運営方式』であり、『航空機使用事業』ではありません」としていた。

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