自衛隊“心のケア” 防衛省とパソナグループのただならぬ関係

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 イラク戦争などの海外派遣に参加した自衛隊員の自殺者は計56人。国民平均の約12倍もの高率で自ら命を絶っている。安保法案が成立すれば、より凄惨な現場に派遣される隊員が増える。精神的ショックにさいなまれる隊員の“心のケア”は急務だろう。

 この「自殺利権」ともいうべきメンタルケア業務を現在、防衛省から請け負うのは人材派遣大手のパソナグループだ。傘下の「セーフティネット」社が、04年度から365日24時間対応の電話相談窓口「あなたのさぽーとダイヤル」事業を独占的に受注してきた。

 セ社は海自の元幹部が立ち上げ、従業員12人の会社に少なくとも4人の防衛省幹部OBが再就職している――。日刊ゲンダイは今月2日にもセ社と防衛省の「もたれ合い」関係を報じたが、両者の契約状況を調べるほど、奇妙な仲が浮かび上がってくる。

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