強まる“上納金”圧力 北朝鮮従業員の逃亡連鎖が止まらない

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 中国の北朝鮮レストランから従業員がまた逃げ出した。西安で働いていた3人で、すでに中国を飛び立ち、東南アジアの第三国入り。韓国を目指しているという。レストラン従業員の集団脱出はこれで2例目だ。4月には寧波の13人が逃げ、タイやラオスを経由して韓国に亡命した。国際社会による制裁強化で外貨獲得プレッシャーが強まり、「上納金の取り立てが厳しかった」などと動機を口にしていた。

 北朝鮮は36年ぶりに開いた朝鮮労働党大会で金正恩を党委員長に担ぎ、体制の引き締めを図った直後。それなのに脱北続きじゃ、金正恩のメンツは丸つぶれだ。

 コリア・レポート編集長の辺真一氏はこう言う。

「西安からの一行は党大会前の4月中に逃げ出し、タイに潜伏しているとみられています。表沙汰になった以上、北朝鮮は何が何でも脱北を阻止しようと動く。彼らの身の安全が危ぶまれるので、韓国政府は数日以内に迎え入れる見通しです。というのも、寧波からの脱北者をめぐって両国は対立を深めている。北朝鮮は韓国と結託した男性支配人が手引きして女性12人を拉致したと主張し、国際機関に働きかけて送還を要求している。西安のケースを許したら、説得力を失ってしまうので必死です」

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