北の実質ナンバー2に浮上か 将軍様の実妹・金与正の素顔

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 36年ぶりに開かれた北朝鮮の朝鮮労働党大会が閉会。めぼしい人事はなかったものの、新設の最高位ポストの党委員長に金正恩第1書記がスライドし、新体制がスタートした。

 動向が注目される実妹の金与正氏は、党の中央機関である中央委員会の委員に初選出。序列43位に浮上した。党指導部に当たる政治局常務委員や政治局員に名を連ねず、取り沙汰された党宣伝扇動部副部長から部長への昇格もなかったが、10日の祝賀パレードでは兄の傍らで、かいがいしく動き回り、余裕の笑顔を振りまいていた。

■金正恩と幹部の調整役

 コリア・レポート編集長の辺真一氏はこう言う。

「公衆の面前であのような態度を取れるのは、信頼厚い身内ならではです。役職や序列は形式的なもので、陰の実力者であることは間違いない。金正恩が療養中には幹部との間に入り、連絡や調整を任され、情報を収集できる立場にもありました。かつての金正日と実妹の金慶喜のような関係で、秘書室長のような役割を果たすことになるでしょう。金正日は〈慶喜の言葉は私の言葉だ〉とまで言い、要職に就けて可愛がっていました」

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