財政難に犯罪増 五輪控えたリオ「非常事態宣言」の深刻度

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 ついに“泣き”が入った。8月の五輪開催を目の前にして、ブラジルのリオデジャネイロ州政府が、財政難が深刻だとして「非常事態」を宣言したのだ。税収の落ち込みが大きく、治安や保健、教育などの公共サービスの維持が困難になる可能性があるという。

 財政難に陥った原因は、ブラジル全体の深刻な不況と原油価格の下落だ。特にリオは石油産業が集積していて、税収は石油“頼み”。だが、リオに本社を置く国営石油公社・ペトロブラスは原油安で業績不振に陥り、納税額が減少しているという。

 財政危機の影響は市民生活も直撃している。警官や教師など公務員の給与の支払いが遅れているほか、年金生活者が未払いの年金の支払いを求める抗議デモも発生。五輪選手や観客の“足”となる新地下鉄の工事も大幅に遅れ、五輪開催までに間に合うかどうかわからないという。

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