豊洲新市場に“謎の地下空間” 工期優先のモニタリング用か

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「床下の排水管に勾配をつけないと、排水がうまく流れ出ていかない。そのため、排水管に十分な勾配をつけられるよう床下に空間を確保した。人が通れるように意図して造ったわけではありません」(中央卸売市場・新市場整備部)

 ところが、都の見解をいぶかしむのは建築アナリストの森山高至氏。“謎の空間”は土壌汚染のモニタリングのためのものではないかと推測する。

「都の公開資料を見ると、両棟の直下の133カ所に観測井が設置されていることが分かります。観測井とは、直径10センチほどの穴にパイプを通したもので、道路にある小さなマンホールをイメージして下さい。当然、土壌に含まれる地下水をモニタリングするわけですから、1階の床下に観測井を設置する必要がある。そこで工事とモニタリングを効率よく同時進行させるため、床下にモニタリング専用の“地下室”を造ったようにも見えます。だとしたら、更地でモニタリングするのに比べて、余分に建設費用がかかったのは間違いないでしょう」

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