浜矩子氏が見る仏大統領選 「どちらが勝っても懸念残る」

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 フランス大統領選は7日に決選投票を迎える。どちらが勝っても懸念は払拭できません。中道のマクロン氏が優勢ということですが、そうなった場合は、6月にある議会選挙でアンチ・マクロンに票が集まる可能性がある。その票がルペン氏の極右に行かなくても、メランション氏の極左に行くこともある。

 大統領選はひょうたんから駒もありえます。どう逆立ちしてもマクロン氏には投票したくないという若者が少なくないので、大量の棄権が出れば、ルペン氏が勝ってしまう恐れも決して否定できない。非常に緊迫した構図になっています。

「いまや右翼も左翼もない。あるのはグローバル対愛国」

 ルペン氏が選挙戦の当初にこう言っていましたが、いみじくもそういう対立構造になっている。これは非常に危険で、グローバル化が気に食わないと思う人は、みな国家主義にどんどん引き寄せられてしまう。本来であれば一番遠いはずの極右と極左が同じことを言い、その中身は反グローバルです。

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