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西田亮介氏が分析 東京都議選の雪崩現象と「ポスト真実」

 仕掛け方に複合的なうまさがありました。1つ目は、豊洲問題の争点化を避けたこと。2つ目に、保育の重点化など生活に密着したテーマを掲げたこと。過去の国政選挙などの世論調査でも、有権者の反応がいいのは景気対策と生活に密着した主題です。3つ目に候補者に女性や新人が多く、フレッシュさをプレゼンテーションできたこと。そして「小池、是か非か」の構図に仕立て上げたことです。

  ――自民の自滅は国政に原因があった。

 国政が足を引っ張ったことに尽きますが、大逆風にもかかわらず伝統的な選挙戦を展開し続けたことも失敗でした。普通に考えれば、足を引っ張った張本人である安倍首相を秋葉原の街頭に立たせなくてもよいはずです。伝統的な選挙では演説する人の「格」が重視されます。定型通りやらざるを得なかったのでしょう。

  ――今回の選挙結果もそうですが、世論は政治を見る時に、一極に寄る傾向が強まっているのではないか。

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