天敵自民候補にイケメン刺客擁立 小池新党“首都制圧”作戦
小池都知事が代表を務める新党「希望の党」は、3日にも1次公認を発表する。小池知事はお膝元の東京を完全制圧するつもりだ。
1日に明らかになった1次公認リストの原案では、8区の伸晃氏と3区の宏高氏の“石原兄弟”に、民進党を除名処分になった木内孝胤氏と松原仁氏をぶつけることになっている。
選挙予測に定評のある政治評論家の野上忠興氏が言う。
「石原兄弟は落選する可能性があります。父・慎太郎元都知事の威光はすっかり失せて『石原ブランド』の神通力は大きく減殺されました。都連会長だった兄の伸晃氏は昨年の都知事選で小池知事に惨敗。どちらも注目選挙区となるのは間違いありません」
自民党を離党した福田峰之前内閣府副大臣は5区、若狭勝氏は10区、民進党を離党した長島昭久氏は21区に選挙区が決まっている。
「小池知事が思い描いているのは自民党を歴史的大敗に追い込んだ7月の都議選の再来です。そのため、ルックス映えのするマドンナ候補とイケメン候補の擁立を考えているようです。都民ファーストの“側近都議”もフル稼働させる。“天敵”の一人とされる24区の萩生田光一氏には上田令子都議、9区の菅原一秀氏には28歳でイケメンの尾島紘平都議を擁立する案が出ています。2次公認ではアッと驚く隠し玉の準備もしているようです」(希望の党関係者)