弁護士会が是正勧告 大分Uターン者「村八分」事件の病根

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「村八分」といえば、火事の消火活動と葬式以外で村社会から、のけ者にする昔の風習。それが現代のUターン者に起きたということで騒ぎになっている。

 騒動の現場は大分県の宇佐市。関西から戻った男性が村の行事からのけ者にされて大分県弁護士会に相談。同会は6日、是正勧告を行った。

「男性は60代。宇佐市の山間部の出身で、母親の介護のために09年、妻を関西に残して帰郷。親から受け継いだ田んぼでコメ作りを始めた。集落は男性を含めて14世帯。これらの世帯には農業の補助金が分配されていたが、男性はお金を受けられず、集落の人たちに“なんでおまえにカネを分けなきゃならないのか”“俺たちに任せとけばいいんだ”と釘を刺されたようです」(地元関係者)

 13年、男性は宇佐市に問い合わせた。この行為が集落の人々に「告げ口をした」と受け取られたようだ。男性は集落の構成員から外され、市報や回覧板を配ってもらえない、溝の掃除と祭りに関する連絡をもらえないという村八分状態になった。

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