ケネディ暗殺の機密資料公開で分かった「陰謀」のにおい

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 論争に、決着はつくのか――。26日に一部公開された1963年のケネディ暗殺事件に関する機密資料(JFK文書)。狙撃犯とされる元海兵隊員のリー・オズワルド容疑者や陰謀論について半世紀にわたり論争されてきたため、欧米メディアは文書の精査に必死だ。

 ケネディ暗殺を調べている米ジャーナリストのジェラルド・ポズナー氏は米CNNの取材に対し「決定的な証拠はなさそうだ。ただ、FBIとCIAがいかに隠蔽してきたかは分かるだろう」と語っている。

 事実、新たに公開された文書では、当時FBI長官だったジョン・フーバーの事件メモとCIAの行動記録が話題を呼んでいる。

 主に明らかになったのは、①FBIはオズワルドが逮捕後に殺害されることを事前に知ってダラス警察に警告したこと ②フーバー長官が陰謀論の広まりを恐れていたこと ③CIAの行動に関する証言記録の中でオズワルドがCIAに関与しているかどうかの質問が不自然に途切れていること ④暗殺事件の1カ月前にオズワルドとソビエトの諜報機関(KGB)がメキシコで接触した情報をFBIやCIAが知っていたこと――などである。

 解釈の仕方によっては、FBIやCIAがオズワルドをマークしながら泳がせていた節があるのだ。

「他国との安全保障上の理由」から未公開とされた一部の文書については、今後180日以内に機密保持と照らして公開を判断するという。全容解明はまだまだ遠いようだ。

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