世界恐慌前の水準超えの割高感 “ハリボテ株高”が弾ける日

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 18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発。一時、1991年11月以来、約26年2カ月ぶりの2万4000円台を超えた。円相場が1ドル=111円前半に下落したことや、何といっても17日の米ダウ工業株30種平均の終値が初めて2万6000ドルを超えたのが大きい。市場では「世界的な景気回復」と歓迎の声も聞かれるが、とんでもない。いよいよ恐ろしい「大恐慌」のカウントダウンが始まったのである。

「ついにCAPEが1929年の世界恐慌の水準を超えたゾ」――。今週、こんな声が兜町界隈で一気に広まった。

「CAPE」とは、ノーベル経済学賞受賞者で、米エール大のロバート・シラー教授が考案した景気循環調整後PER(株価収益率)のこと。株価の割高、割安感を測る投資指標で、株の世界ではよく知られている。

 通常のPERは株価を1株当たりの当期純利益で割って算出するが、単年度の1株利益では変動が大きい。「CAPE」は過去10年間の平均利益に物価変動などを加味して算出するのが特徴で、景気の影響を調整した上で今の株価が果たして「割高」か「割安」なのかを判断するものだ。

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