孫崎享
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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

このまま安倍政権の暴政が続けばこの国は間違いなく破滅だ

公開日: 更新日:

「昨年8月、ある著名な政治家が報道機関のインタビューで、『各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている』と言いましたが、この発言があったことを知っていますか。それは誰か知ってますか」

 全国の講演会で聴衆にこう尋ねると、「知っている」と答える人は1割にも満たない。共同通信のインタビューであり、大手紙がほとんど報道しなかったために知っている人が少ないからだろう。しかし、どうやら事態は昨年8月の時点よりも一段と酷い状況になっている。

 かつては大蔵省(現財務省)は官庁の中でも、エリート中のエリートだった。私自身も大蔵官僚は次官経験者を含め、相当数を知っているが、国家をあるべき姿の方向にもっていこうと懸命になっていた人が大半で、国民から「国家の破滅に近づけている」などと批判される人はいなかった。

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