偶然なのか…「不適切入試」の医学部はなぜかブラック病院

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 文科省が14日発表した全国81大学を対象とした医学部の不適切入試の緊急調査。指摘を受けた大学は東京医科大や日本大など計10校だった。偶然なのか、なんと、10校のうち半数以上が違法労働の是正勧告を受けている“ブラック大学病院”だった。

 共同通信によると、2013~17年の間に、昭和大学病院、東京医科大学病院、日本大学医学部付属板橋病院、北里大学病院、聖マリアンナ医科大学病院、神戸大学病院の計6病院で違法残業や残業代未払いなど労働違反が発覚し、労働基準監督署から是正勧告を受けていたという。

 今月12日に会見を行った日大医学部の高山忠利学部長の所属する消化器外科でも、過労死が発生していた。2006年4月、卒業生の子女だった女性研修医(当時26)が自宅で筋弛緩薬や鎮静剤を自ら注射して、自殺している。1週間の労働時間は最高で87時間、年間の宿直回数は77回に及んでいたが、大学側は遺族に送った報告書で過重勤務を否定していた。

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