平野貞夫氏「冷戦後デモクラシー」を構築できなかった30年

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 平成時代は米ソ冷戦が終わった20世紀末から始まった。異常な高度情報化技術で、資本主義は変質、戦争の形態が変化、デモクラシーの原理が破滅した。「戦後デモクラシー」で奇跡的繁栄を得た日本は、「冷戦後デモクラシー」への改革が課題であったが、一言で言えば最悪の事態で終わろうとしている。

 とくに平成24(2012)年の第2次安倍自公政権以後、なにが起きているのか、立ち止まって考える必要があるだろう。歴史は繰り返すというが、昭和初期わが国がファシズム化していった事態と同じ流れとなった。代表例を2つだけ挙げておく。

①平成26年の安倍内閣による憲法9条の解釈改憲は、憲法の基本秩序を壊乱した「権力のクーデター」で、安倍首相は内乱罪に問われる問題だ。自衛隊が米国に追従して海外での戦争に参加でき、憲法9条は死滅した。


 昭和6年の満州事変は軍部が「天皇の統帥権を干犯」したもので、明治憲法に違反した陸軍の内乱行為であった。

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