伊藤惇夫
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伊藤惇夫政治アナリスト

1948年、神奈川県生まれ。学習院大学卒業後、自民党本部事務局に勤務後、新進党、太陽党、民政党、民主党の事務局長などを歴任。「新党請負人」と呼ばれる。執筆、テレビ・コメンテーターなど幅広い分野で活躍中。

タカ派保守の“一人天下”を許す自民党本流が何とも情けない

公開日: 更新日:

 参議院選挙で一挙に注目の選挙区に浮上したのが広島(定数2)だ。自民党は、現職で、参議院の重鎮のひとりといわれる岸田派の溝手顕正がいるにもかかわらず、2人目として安倍総理の側近である河井克行の妻・河井案里を擁立したからである。2議席独占狙いとはいうものの、菅官房長官らが河井を全面支援していることからも、官邸が「溝手が落ちても河井を」と考えていることは間違いない。これで、岸田派の現職・吉川赳に細野豪志をぶつけられる可能性が高い衆院の静岡5区に続いて、また岸田文雄自民党政調会長のメンツが潰されたことになる。にもかかわらず、岸田は表立って文句もつけられない始末。

 本来なら、岸田は「保守本流」のプリンスであり、リーダーのはず。その岸田がこの体たらくでは、「保守傍流」になめられ、やりたい放題されても当然だろう。「ポスト安倍の最有力候補」などとおだてられて「その気」になっていると、土壇場でポイ捨てされる可能性大だ。

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