伊藤惇夫
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伊藤惇夫政治アナリスト

1948年、神奈川県生まれ。学習院大学卒業後、自民党本部事務局に勤務後、新進党、太陽党、民政党、民主党の事務局長などを歴任。「新党請負人」と呼ばれる。執筆、テレビ・コメンテーターなど幅広い分野で活躍中。

「チルドレン」存在と不祥事のデパート化の因縁

公開日: 更新日:

 ダブル選挙は消えたのか消えてないのか、まだ微妙だが、どうしてもまぬがれたいのが「魔の4回生」の誕生だ。政治家の質の低下、劣化は誰もが指摘するところだが、その象徴ともいえるのが、いわゆる「チルドレン」といえる。

 かつての自民党は「官僚派」と「党人派」が2大勢力だった。今はどうか? 「世襲派」と「公募派」がそれにとって代わり、ほんの少しの「たたき上げ」が存在というのが実態である。なかでも、平成の半ばすぎから与野党とも急速に「勢力」を拡大したのが公募派だ。総選挙を前にして、空白区や比例区の候補者を埋めるため、活用しだしたのが候補者公募システム。中には優秀な人材もいるだろう。

 だが、多くは政治経験、知識もなく、学歴、職歴は高くてもたいした人生経験もないのに「国会議員になりたい」というだけで応募してくる。それが「何かの間違い」で議員バッジを着けてしまう。

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