長谷川学
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長谷川学ジャーナリスト

1956年、兵庫県生まれ。早大教育学部卒。週刊誌記者を経てフリーに。近著に「成年後見制度の闇」(飛鳥新社刊・宮内康二氏との共著)がある。

身内の前で…資産家の障害者を「ペットだ」とけなし笑う

公開日: 更新日:

 前回まで弁護士や司法書士などの職業後見人によって認知症高齢者とその家族が食い物にされている実態を告発してきたが、成年後見制度の最大の被害者は、実は知的・精神障害者とその家族と言っていい。

「認知症高齢者に比べ、障害者は余命が長い分、亡くなるまでずっと後見人に食い物にされます」(一般社団法人「後見の杜」の宮内康二代表)

 東京在住の中山俊彦さん(64=仮名、以下同)の悲劇を紹介する。彼は資産家の一人っ子で、ダウン症の障害がある。両親の死後、叔父の香川康夫さん(75)が後見人に就任。俊彦さんの財産管理と身上監護(医療・介護の代理契約など)を行ってきた。香川さんの長女の真由子さん(45)はこう話す。

「俊彦は3年前に香川家で暮らすようになり、うちの両親を“父ちゃん、母ちゃん”と呼んで実の親のように慕っています。両親も我が子のように可愛がってきました」

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