伊藤博敏
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伊藤博敏ジャーナリスト

1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。数多くの週刊誌、月刊誌のほか、現代ビジネスなどウェブニュースサイトにも寄稿。主な著書に「許永中『追跡15年』全データ」(小学館文庫)、「『カネ儲け』至上主義が陥った『罠』」(講談社+α文庫)、「金融偽装─米国発金融テクニックの崩壊」(講談社)、「黒幕」(小学館)などがある。

龍角散「セクハラ・不当解雇」訴訟 第三者証言は出るのか

公開日: 更新日:

 売上高204億円という事業規模以上の知名度と存在感を誇る製薬会社の龍角散で、「セクハラ被害をデッチ上げた」として解雇された元法務部長の福田京子さん(仮名)が、東京地裁に訴えた「地位確認等請求事件」は、その後の弁論などで争点が絞られると同時に、問題点も浮上している。

 今年6月6日、厚生労働省記者クラブで開かれた記者会見は衝撃的だった。昨年12月6日、会社の忘年会に参加した藤井隆太社長が、「君の首筋を見るとゾクゾクする」といったセクハラ発言を繰り返し、何度も抱きつくなどしたので、その行為を見とがめた京子さんの姉で執行役員商品開発本部長の貴子さん(同)が法務部の管轄だからと京子さんに伝えたところ、「被害者の真島礼子さん(同)に話を聞こう」ということになり、総務・人事部門に話をし、人事課長と一緒にヒアリングを実施。だが、巻き返しに出た藤井社長は、真島さんと話をし、「被害はなかった」ことにして京子さんを責め、同12月17日、自宅待機を命じた。また姉の貴子さんは、降格の上、今年1月1日付で千葉工場に左遷。逆に業務委託の真島さんは、同1月21日付で正社員となった。自宅待機の京子さんは、同3月28日付で解雇されている。

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