立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。ニコニコ動画でも「ファクトチェック・ニッポン」の配信を開始。

もう始まっている情報戦争 緊迫する香港情勢は明日の台湾

公開日: 更新日:

 反応は街中でも同じだった。

「香港の状況を心配しています」

「香港は明日の台湾だと感じています」

 街頭で返ってきた答えだ。実は取材拒否も多かった。「日本からのジャーナリストだが香港の状況について話をききたい」と伝えると、多くが重い表情を浮かべ拒否した。答えてくれたのは10人中、2人だった。報道、表現の自由が認められている台湾でのこの状況は異様だと通訳が話した。そこに、台湾の人々の思いを感じた。残念ながらそうした状況は日本ではあまり報じられない。人口2300万人の台湾は日本では国として位置付けられていないが、人口で見ればチリやオランダより大きい。何よりも、ここでは民主主義が実践され、選挙で選ばれたリーダーが選挙で選ばれた議会とともに政策を担っている。しかし、中国から厳しい反応が予想される内容について日本のメディアが台湾を取り上げることは残念ながら少ない。

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