大国主義の悪夢 安倍首相はトンチンカンなナルシシストだった
振り返れば、7年8カ月のハッタリと虚偽の山脈が見えるだけ。風に舞う空手形には、大言壮語と、己をたたえる美辞麗句だけ。日本国首相は、トンチンカンなナルシシストだった。
「経済」に強いと言うが、株価が上がったのは、世界の上昇気流に偶然便乗できただけ。あえて尋ねるが、株価上昇で、株主以外のだれが幸せになれたのか。「美しい国」とか言うけれど、子供6人に1人は、夕食が食えない貧しい社会。大企業はけたたましい内部留保をため込んでいるが、一般勤労者の賃金はほとんど上がらず、非正規が増える一方。
消費税を5%から10%に上げ、米軍のガラクタ兵器を爆買いしてきたのは、どういう了見だ。高い税金を払ったのに、コロナ感染の検査環境すら整備できない。
八百長もある。この国の景気拡大は、2018年10月をピークに下降した。その事実を伏せ、虚偽報告を放置してきた。日本経済の真実を示すことなく逃げ去るなら、評価は零点だ。
「外交」も得意だと言うが、外国旅行の数は、確かに歴代1位だろう。ピンカートン女房も一緒だから、ずいぶん公金を使ったことになる。国際会議レベルのものは仕方ないが、お友達同伴の意味不明の訪問も多かった。