著者のコラム一覧
金子勝慶大名誉教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

金融資本主義の醜い本質「K字型回復」で持続可能性を失う

公開日: 更新日:
約30年5カ月ぶり、バブル以来高値を回復した日経平均株価の終値を示す株価ボード(C)共同通信社

 コロナ不況の下、世界で未曽有の財政赤字と金融緩和が続いている。2020年の米国の成長率は前年比3・5%減。リーマン・ショック以来のマイナス成長で、74年ぶりの落ち込み幅となった。その一方で、米株式市場は3万ドル超えのバブル状態だ。

 こうした現象は「K字型回復」と呼ばれ、… 

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